刑事事件での冤罪被害。無罪を訴えるためには

「足利事件」での冤罪

悩む

刑事事件での冤罪というと、有名なのは栃木県で起こった「足利事件」ではないでしょうか。女児が行方不明になり、翌日遺体となって発見され、ほどなくして容疑者の男性が逮捕され、真犯人は別人だというのに長期の服役を強いられた非常に不条理な事件です。
過酷な取り調べでの中で自白を強要され、無期懲役の判決が確定してしまいましたが、その後も男性は無実を訴え続けてきました。何年もの月日が経ち、ようやくDNAの再鑑定が通り、ようやく証明ができたことで釈放されることとなりましたが、男性が刑務所の中で費やした時間というものは取り返しのつかない大切なものでした。
なぜこのような不幸な結果になったのでしょうか。その理由は、捜査機関の中で「自白」というものが非常に重要視されているからです。現代でも、被疑者本人からの自白を取るために時に手荒な手段を取ってしまうということが残念ながら少なくありません。
そのため、被疑者本人も長時間の拘束や人格否定、心身の疲れに堪えられず、やってもないことをやってしまったと認めてしまうのです。
足利事件で無罪を勝ち取った男性も、一度は自白をしてその後の裁判で無罪を主張しましたがその主張は信用されず、結局はDNAの再鑑定で無罪を勝ち取りました。

冤罪で無罪を勝ち取るために

このように一度「嘘の自白」をしてしまったことを覆すのは非常に困難なことなのです。刑事事件の冤罪で無罪を勝ち取るには、自白調書を取られないためになんとしても過酷な取り調べに耐えなければなりません。
そこでサポートしてくれるのが弁護士です。過酷な環境下では誰しもが自白調書に記入してしまいがちですが、弁護士のアドバイスや精神面のケアなど様々な点でサポートしてくれます。
もし万が一自白調書を取られてしまっても、その長所の中の矛盾点、虚偽であることや信用できない証拠であることを弁護士が主張していくこともあります。
このように弁護士のきちんとしたサポートを受け、裁判を進めていくことで辛抱強く無罪を訴えていくことが重要となっていきます。もちろん、良い弁護士と巡り合うことが大切ですが、冤罪事件に発展してしまったときにはすぐ弁護士を立てる事をおすすめします。